どもー、わんこな夫です。メカ系エンジニアとして約10年働いているものです
機械設計をに携わっていると「解析」という言葉がよく出てきたりします
このサイトではCAE初心者の方やこれから始める方のために基礎知識を紹介していきます
CAE (解析)の基礎知識を身につけて専門性を高めていきましょう
そもそもCAEってなに?
CAEとはComputer Aided Engineeringの略でコンピューター上で仮想的に実験を行うことができるツールや手法を指しています
例えば強度計算を行う際に簡単なものであれば手計算をして算出することも可能ですが形状が複雑になると手計算では算出できないようなものになってきます
そのような場合CAEを用いてあらかじめ作成しておいた3Dデータに対して条件を入力しコンピュータ上で計算すると手計算よりも正確な結果を得ることができます
コンピュータ上で計算することを「解析する」と言ったりします
解析をしてから試作・実験をすることで全く見込みのない試作品を作ることがなくなり開発期間を抑えることができます
CAEの種類
そんな便利なCAEですが、様々な種類や用途があります
- 構造解析(強度解析)
- 熱伝導解析
- 流体解析
- 電磁場解析
- 音響解析
- 鍛造解析
このなかに含まれていないものもあるかもしれませんが、それほどたくさんの解析手法があるということになります
また、これらの解析にはそれぞれ専門的なスキルを持っている人がいるほど奥深いものです
自分が関わる製品に必要ないものが出てくる場合も多くありますので、全てのスキルを身につける必要はありません
一番汎用的なCAEはどれ?
私の今までの経験上、一番必要とされる頻度が多かったのが「構造解析(強度解析)」です
構造解析の中にも種類があり、静的解析と動的解析があります
静解析は簡易的に強度を見ることができるツールが多く存在するため、設計者がモデルを作成し簡易的に強度を確認するという作業をしていたりします
まとめ
ここまでのまとめです
- CAEとはComputer Aided Engineeringの略でコンピューター上で仮想的に実験を行うことができる
- CAEにはいくつか種類があるが製品によっては使用しないものもある
- 一番汎用的なCAEは構造解析であり、静的解析では簡単に強度を見ることができる
ここで紹介した内容が参考になれば嬉しいです
この記事を読んで頂きありがとうございました
今日はここまでっ