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3D CAD基礎講座 初心者のための3Dの作り方 ルールドサーフェスの使い方編① (Onshape)

3D CAD初心者の方でこのようなお悩みをお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか

  • そもそもルールドサーフェスが何かわからない
  • サーフェスの作り方の幅を広げたい
  • ルールドサーフェスの使い方がわからない

CADの操作方法を調べるのにわかりにくいマニュアルを読んだり専門書を買ったりといったことをする必要はありません

このサイトでは機械設計に10年以上携わった経験を活かして3D CAD初心者の方やこれから始める方のために3D CADの基礎知識を紹介しています

基礎知識を身につけることができればどの3D CADでもモデリングできるようになります

まずは1つのCADを使いこなせるようになることをおすすめしていますので、みなさまのCAD学習のきっかけになればとおもいます

今回は「Onshape」というCADを使ってルールドサーフェスの使い方を紹介します

ルールドサーフェス

ルールドサーフェスとは

選択したエッジから指定された方向にサーフェスを作成するコマンドです

押し出しと考え方は近いものになりますが、押し出しよりも多機能なことができるようになったものといったイメージです

今回はルールドサーフェスの方向の決め方について紹介していきます

ルールドサーフェスはどのようなところに使われるのか

そもそもサーフェスはプレス板金部品やプラスチック部品のモデリングをする際によく使用されます

そのためそれらの部品の形状を作成していくときに使われることが多いかと思います

ルールドサーフェスのタイプ

今回はルールドサーフェスのタイプについて紹介していきます

あらかじめ四角のサーフェスを用意しておきます

この四角いサーフェスに対してルールドサーフェスを作成していきます

ルールドサーフェスはタイプが4種類あるためそれぞれ紹介します

法線

法線は指定したエッジのサーフェスに対して90°方向(法線方向)を0°としてサーフェスを作成します

法線方向にしかサーフェスを作成できない訳ではなく、角度を入力してサーフェスの角度を変えることができます

接線

接線は指定したエッジのサーフェスに対して0°(接線方向)を0°としてサーフェスを作成します

接線についても、角度を入力してサーフェスの角度を変えることができます

方向に揃える

方向に揃えるは指定した方向に対してサーフェスを作成します

方向に揃えるについては角度を指定することはできません

角度を指定するための要素を作成しその要素の角度を変化させることで角度を変えることができます

方向からの角度

方向からの角度は指定した方向に対してサーフェスを作成します

方向に揃えるとの違いは指定した方向にサーフェスを作るだけでなくさらに角度を変更できるようになっています

次のステップ

この次のステップはルールドサーフェスの詳細を学ぶという内容です

今回でルールドサーフェスでいろんなことができることがわかったいただけたかと思いますので、さらに詳細を見ていきましょう

ぜひこちらの記事をチェックしてみてください

まとめ

今回はルールドサーフェスについて紹介してきました

サーフェスはスイープとルールドサーフェスを使いこなせるようになるとほとんどのことができるようになります

初心者のうちはきれいなサーフェスを作成するのは難しいかもしれませんが、こんなことができるということは覚えておきましょう

このサイトではまず1つのCADを使いこなせるようになることをおすすめしています

基礎知識を身につければどの3D CADでもモデリングできるようになりますのでみなさまのCAD学習のきっかけになれば幸いです

参考にOnshapeとスケッチについて記載しておきましたので、詳しく知りたいという方はチェックしてみてください

参考

使用した3D CAD Onshapeについて

「Onshape」というCADを使用して操作方法を紹介します

もし、練習用、趣味や個人利用のためにCADを探されている方はぜひアカウント登録をしてみてください

Onshapeがおすすめなのは高機能CADを無料で使用できという強みがあるからです

登録方法と3Dのファイルの作成方法については他の記事にまとめてありますのでこちらを参照ください

「3Dの基準と基準の決め方」でファイルの作成方法を紹介していますので初めての方はご覧ください

3Dモデルとはどんなものか

3D CADにどんな機能があるか、3Dモデルにどんなものがあるかを別の記事で紹介しています

こちらのソリッド、サーフェスの項目を見て頂くと、3Dがどんなものかわかるかと思いますので興味があれば確認してみてください

3Dを作る前にスケッチを使えるようになろう

3Dを作る前にスケッチという機能で3Dの元になるワイヤーフレームと呼ばれる線のデータを作る必要があります

スケッチについて知りたいという方はこちらの記事をご覧ください

スケッチを使った簡単な図形の書き方

基本的な図形の描き方がわからないという方はこちらをチェックしてみてください

この記事を読んで頂きありがとうございました

今日はここまでっ